昨年は丸子山でサンタさんを見かけたことからサンタさんとの手紙のやりとりが始まって、クリスマス会に来てもらいました。そのことをしっかり覚えていたみかん・ばなな・めろん組の子ども達。「また来てくれるかな?」「手紙を書いて渡したい!」「サンタさんを探しに行こう!」等声があがり、サンタさんへの思いを膨らませていました。今年も来てもらえることを願って、昨日みかん組さんが手紙を書きました。そして、今日はその手紙を持って、みかん・ばなな・めろん組さんで丸子山にサンタさんを探しに行きました。
最初、みかん組さんは自分達で手紙を運んでいましたが、紙が重かったり、つるつるして滑ったりすることで、だんだんと持てなくなってしまい、手を離したり、泣き出したりする子どもの姿が見られました。そこで、めろん組さんの力を借りて一緒に持つことにすると、みかん組さんの表情が変わり、辛そうな顔から嬉しそうな顔へ。そして、めろん組さんが「♪かきねの かきねの…」と歌い始めると、一緒になって歌いながらとても楽しそうに運んでいましたよ。
昨年、あじさいロードから見える茶畑にサンタさんが見えたことで、サンタさんのお家が近くにあるのでは?と大きな声で「サンタさーん‼」と呼んでみました。しかし、全く返事がなかったことから、茶畑の近くまで行ってみましたが、お家が見つからず、さらに先の道を行って探してみることにしました。どんどん進んでいくと、文化センターまでたどり着き、昨年文化センターに来てくれたからいるかも?と、『あわてんぼうのサンタクロース』の歌を歌ったり、名前を呼んだりしてみました。しかし、また返事はなかったことで、文化センターのポストのそばへ手紙を置いておくことにしました。「サンタさん、手紙見てくれるかなぁ?」と気にかけながら文化センターをあとにしていた子ども達です。
子ども達のサンタさんへの思いはきっと届いていることでしょう。子ども達のサンタさんへの思いや夢を大切にしながら、過ごしていきたいと思います。
文化センターからの帰り道は来た道を辿って帰りました。行きには気がつかなかった色づいた葉や背丈以上の草、冬いちご等、様々な自然物を発見していた子ども達。特に冬いちごには夢中で次々に見つけて食べたり、集めて袋に入れたりしていましたよ。
冬ならではの自然物との出合いは、一足早いサンタさんからの贈り物のようでした。