保育園では先月から新米を食べています。地元の方がていねいに作られたお米を感謝していただくこと、新米の収穫を迎えた機会にお米について知り、美味しさを味わおうと、ばなな組・めろん組にお話をしにいきました。
まず始めに、お米が作られる過程を知ってもらおうと、手作りの特大カレンダーで説明していきました。絵やイラストを見ながら「あ!この時田んぼにおたまじゃくしおるが~」「水がなくなる時もあるよ」と家の近くに田んぼがある子も多いようで、稲刈りに使う機械がスッと出てきたり、どんなふうに田んぼが変化してお米が作られたりしているのか馴染みがある様子でした。1本の稲から何粒のお米ができるんだろう?実際に見せてみると「すくな~い!!」と、よりお米の大切さを感じていました。
そして、めろん組では自分たちでお米を研ぎ、午後のおやつのさつま芋ご飯を自分たちで炊いてみることに♪順番にお米を洗っていると「じゃりじゃりしてる~」「だんだん水がきれいになってきたよ!」とお米の感触を確かめながらしっかり洗っていました。きれいに洗ったお米は水とさつま芋と調味料と一緒に炊飯器の中に入れ、炊飯スイッチオン!みんなのお昼寝が終わると…ふっくらと炊き上がったご飯の湯気とさつま芋の甘いにおいが部屋中に広がっていました。炊けるまでのわくわく感と、上手に炊けたかな?というドキドキ感も持ちながら、みんなで食べました。「さつま芋がなくてもお米だけでおいしい」「(炊き立てで)アツアツだ~!」「もちもちしてる」と、さらにお米の美味しさに気づいた子どもたちでした。
この体験を活かし、これからも秋の味覚を美味しく、楽しく味わっていこうと思います。