8月の食育のつどいで大人気だった“なんだろう?ぼっくす”が冬バージョンとなり再登場です!今回も野菜生産者の山本さんの協力のもと、これからの時期に美味しい野菜が箱いっぱいに届きました。「先生達が分からんかったらいけんけん分からんのがあったら電話しておいで~」と嬉しそうに話す山本さん。その言葉通り、私達も「なんだろう?」とみんなで話し合う場面もありました。初めて“なんだろう?ぼっくす”に挑戦するクラスに行くと「何それ、くじ引き?」と声を弾ませていました。
やり方を説明し「先生が野菜を入れるまでは目を閉じとってね」と話すと、ワクワク感を膨らませながら可愛い目隠しで待つ子ども達。そして順番に手を入れていくと、夏野菜とは違って少しイメージが湧きにくいのか無言の様子…。「どんな形かな?」と声をかけると「長い!」「葉っぱみたいなのがある」「(長葱の緑の部分を触って)穴ぽこがあいとる!」「分かった!丸くて草がボーボー生えとるやつ」と、なんともユニークな言葉を感じたままに言葉にして伝えていました。みんなで“なんだろう?”と考える時間もあっという間に感じるくらい集中して取り組めました。
ゲームの後には、今日用意した野菜(大人の私達でもびっくりするような大きいものもありました)を紹介しました。並べると分かりますが、冬の野菜は日に当たらない分、緑・白・茶色のものが多く、土の中でたくさん栄養を補給します。そんな冬野菜を食べることで、体を温めてくれたり、風邪を引きにくくしてくれたりすることを話しました。自分達が普段目にする野菜とは違った角度で野菜に触れたり・におったりして、すごく楽しい体験になったようです。
最後に山本さんからいただいた枝付きの黒豆を収穫しました。同じさやからとった豆でも黒と紫色があることを発見し、その不思議を聞いてみると、乾燥すると紫→黒に色が変わる豆知識も教えてもらい、どんどん野菜に興味も湧いてきました。
今日の体験を思い出しながら、これからたくさん登場する冬野菜をもりもり食べて元気に過ごしていきたいと思います♪