今日は大東農産加工場より2名の方にお越しいただいて、もちつき大会をしました。新型コロナウイルス感染症防止対策として、ばなな・めろん組さんがクラスごとの交代制で行いました。
「今日はもちつきだよー!」「早く食べたいね」とウキウキで登園してきた子ども達。中には「私、初めて…。出来るかな?」との声も聞かれ、緊張している姿も見られましたよ。蒸されたもち米が運ばれ、蒸気とともに匂いが遊戯室に漂い始めると、「わぁ、いい匂~い」と声があがり、つくための準備の様子を真剣な眼差しでじっと見ていた子ども達です。そして、もちをつく順番がくると、張り切って杵を持ち上げてつく子や緊張気味につく子等、様々な姿が見られました。もちをつく音や「よいしょ!」「よいしょ!」の掛け声が遊戯室に響き渡ると、みかん組さんがその音や声に誘われるように集まってきて、入り口からその様子を喜んで見ていましたよ。
めろん組さんは自分達でもちをまるめ、「ぷよぷよだぁ」「あったかぁい」等、つきたてのやわらかさや温かさをしっかり感じていました。そして、まるめたもちをすぐに茹でてきな粉と砂糖醤油をかけて食べました。口に入れたとたん、みんなの顔がほっこり。出来立てもちの美味しさが表情からも伝わってきましたよ。「美味しかったぁ!」「すぐに溶けてなくなったよ」「もっと食べたい」等の声があがり、大満足の子ども達でした。
たくさんもちが出来たので、みかん組さんも食べることにすると、大喜びの子ども達。食べた後すぐにもちつきの真似をしていましたよ。つく格好だけでなく、手返しをする姿も見られました。正月ならでは伝統行事がこうやって受け継がれていくんだなと感じました。これからも季節ならではの行事を行う機会を大切にしていきたいと思います。