今日は、会長先生夫妻が、朝めろん組の子ども達の為にと、たくさんの”フキ”を収穫して持ってきてくださいました。三代子先生からフキの皮のむき方を教えてもらい、早速やってみました。ポキッといういい音がすると、子ども達の顔もほっこりと笑顔に。「ポキっとなるのが面白い!」「ふきのとうみたいなにおいがする」等と100本近くあったフキの皮をあっという間にむいていきました。フキの皮をむいた手は黒くなっていましたが、「頑張った人ほど黒い手だよ。」と三代子先生が話されると、自分の手を広げて見つめたり、友達と手を見せ合いっこをする姿も見られました。
皮をむいたフキは、お鍋で下茹で作業に入ります。その間に、5月生まれのお友達の誕生会を会長先生夫妻にも参加していただき、三代子先生に”かもつ列車”や”かたつむり”の曲を弾いてもらい一緒に楽しんだり、歌ったりして交流しました。楽しく交流をしている間に下茹でが終わり、砂糖、みりん、お醤油、少しの塩、ごま油を入れてコトコトと煮ていきました。美味しく煮あがる前の段階でちょっぴりの味見タイム♪「美味しい~!」「ちょっと苦いな」「もっと食べた~い」と子ども達。給食まで時間があったので、さらにコトコトと美味しくなるまで、給食室で煮てもらい、給食の時に完成したフキ煮をみんなで頂きました。
「味付けが変わった~!!」と味見で食べた時と、コトコトと煮込んだ後での味の違いにも気づいていためろん組の子ども達です。フキは少し苦みもありますが、苦みがあるものは、体に良いものと言われています。自分達の手で下ごしらえをしたことで、美味しさも格別だったことと思います。フキもこの時季ならではの食材ですね。子ども達にとって、とても貴重な経験となりました。