朝から鬼に扮したぞうぐみさんが園内中を回ると、あちこちから「鬼は外~」という元気な声が聞かれ、豆まきの意気込みが感じられました。
こあら、きりん、ぞうぐみさんが大豆を炒ると、園内が大豆のいい匂いに包まれました。ぞう、きりんぐみさんは順番に豆を炒っていき、「まだかな、まだかな」「いい匂いがしてきたよ!」と教え合っていました。ホットプレートの上で豆がはじける瞬間をじっと見つめていたこあらさんは、「豆の皮がパチンってなったよ」と驚きながら話していました。いい匂いに誘われて、ぱんださん、うさぎさん、ひよこさん、りすさんたちも豆を炒る様子を見に来ていました。
豆まきのつどいでは、節分の意味や鬼についてのお話を聞き、”自分の中に棲みついている悪い鬼を退治しよう”という思いで豆まきをすることにしました。職員による人形劇をじっと見入っていた子ども達。自分の中にも、泣き虫鬼や怒りんぼ鬼、意地悪鬼がいるかもしれない…と感じながら見ていた子もいたようですよ。
それぞれ手作りの升に豆を入れて準備していると、職員扮する3匹の鬼が部屋をのぞきました。鬼を見つけると「鬼は外~!!」の元気な声とともに豆をまき、鬼を追い払いました。小さい子たちも泣かずに鬼退治していましたよ!
鬼が去った後は福の神が各部屋を訪れ、「みんなが幸せになりますように」と、福豆と幸せを振る舞ってくれました。福豆と、鬼ライスの給食を食べ、お腹の中にも福を招き入れました。保育園のみんなが健康で、元気に過ごせますように。