今日は、笹巻き作りでした。飯田寿会女性部の方と保護者の方にも来ていただき、こあら、きりん、ぞうぐみが笹巻きを作りました。6つのグループに分かれて、寿会の皆さんに教えていただきながら、保護者の方と一緒に作っていきました。まきの粉をこねるのも、水と粉のバランスを取りながら、力を込めてこねていかなければなりません。子ども達もこねるのを手伝い、ちょうどよい固さにしていきました。
団子を丸め、そっとはだこに包み、笹で巻いていくところを丁寧に教えていただき、”自分で作った””自分でできた”と満足そうにしている子ども達でした。こあらさんはほうかむり巻き、きりんぐみ、ぞうぐみさんはほうかむり巻きのほかに、三味線巻きの巻き方を見せてもらったり教えてもらったりしました。全部で452本の笹巻きが出来上がりました。
こあらぐみは、出来上がった笹巻きを部屋でゆでて食べました。茹で上がるときに湯気と一緒に笹のいい匂いが部屋中に立ち込め、子どもたちも大きな口で笹巻をほおばっていました。
ぱんだぐみも、遊戯室での笹巻き作りの様子を見て、”自分も!”という気持ちになり、早速部屋で作ってみました。「こねこねする~」「おっきいおだんご」と思い思いの形や大きさで団子作りを楽しみました。笹を巻くことはまだできませんが、代わりに笹をお皿にして、香りを楽しみながら食べました。
遊戯室では、ぞうぐみ、きりんぐみと保護者の方、寿会女性部の方と一緒に、茹でたての笹巻きをいただきました。子どもたちは自分で巻いた笹巻きを甘い砂糖醤油で食べ、「やわらか~い!」「おいしい!」と笑顔で食べていました。一緒に作っていただいた寿会女性部の方と保護者の方に、歌のお礼をしました。
この時季ならではの、昔から伝わる笹巻き作りですが、近ごろは家庭でされることも少なくなっているようです。こうして地域の方や保護者の方と一緒に笹巻き作りができ、子どもたちにとってとても貴重な体験となりました。