生活のようす

 　12月に入ってから、少しずつクリスマスの雰囲気が園内にも漂ってきています。部屋を飾ったり、プレゼント袋をつくったりしているクラスもあります。ぞうぐみさんは、”サンタさんに今年も保育園に来てもらいたい”という思いから、一人一人がサンタさんへの手紙を書きました。サンタさんやトナカイのかわいい絵をかいたり、一文字一文字確かめながらひらがなで書いたりして、みんなで一つの封筒に入れました。
　どうやってサンタさんに手紙を届けようか考えたぞうぐみさん。みんなで知恵を絞って、テラスの高いところにぶら下げることにしました。看板をつけたり暗い夜でも見えるようにイルミネーションをつけたりして、サンタさんに見えるようにしました。毎日、暗くなると「早く電気つけなきゃ！」とイルミネーションを気にかけ、毎朝、手紙がどうなったかを確かめていました。
　サンタさんが気づいてくれるようにとイルミネーションを増やした3日目の朝、「手紙がなくなっとる！！」とクラス中が大騒ぎ。「落ちたりしてないよね？」「風で飛んで行ったんじゃないよね？」と周りを入念に確かめ、「あ！これ、そりの跡じゃない？」「なんか先生より大きい足跡があるよ！」とサンタさんの痕跡を見つけて「やっぱりサンタさん、手紙を取りに来たんだ！！」と確信したようです。「今頃僕の手紙読んでるかな」「返事くれるかなぁ」などクラスで話していました。サンタさんへの期待が高まっていきそうです。