昼寝がなくなったぞうぐみさん、午後の時間にはいろいろなことをしています。今日は、給食先生と一緒にきなこづくりをしました。大豆を炒るとプチプチと音を立てて豆の皮が破れ、いい匂いが立ち込めました。そこへ登場したのは大きな石臼。はじめて見た子がほとんどで「これなんだ?」と不思議そうにしていました。給食の先生が少しずつ大豆を入れてゴリゴリと力強く臼を回すと、小さい粉になった大豆が出てきました。「きなこだ!」と子どもたちは大喜び。すぐに「やってみたい!やってみたい!」と順番に石臼を回していきました。少しずつ少しずつ豆を投入して力いっぱい石臼を回すと大豆がすりつぶれる時にもまたいい匂いがしてきました。「昔はこうやって(石臼で)きなこを作ってたんだよ」と給食の先生が話すと「へぇ~。大変だねぇ。」と感心して聞いていましたよ。黒豆と黄大豆の2種類の豆できなこを作り、砂糖を入れずに団子にまぶして味比べをすると「ん?味がない」「いや、甘いよ!」「うん、おいしい」と自分たちで作ったきなこをじっくり味わって食べていましたよ。結果、自分たちで作ったきなこは”どっちも美味ししい”ということだったようですよ!