9日に笹巻き作りをしました。登園してくると「エプロン持って来たよ!」「笹巻きいつからする!?」という声が聞かれました。前日から楽しみにしていたことがよく分かりましたよ。
まず、遊戯室にぞう、きりん、こあら組で集まり、笹巻きの作り方を教えてもらいました。それから、こあら組は保育室で、ぞう、きりん組は遊戯室で笹巻き作りを始めました。最初に給食先生がこね鉢でまきの粉をこねる様子を見た子ども達。サラサラだった粉が、ぬるま湯を足しながらこねていくうちにどんどん固まっていく様子を見ながら「おいしくなーれ、おいしくなーれ」と言ったり、「給食先生頑張って~!」と応援したり、気持ちは自分達も“こねている”という様子でしたよ。こあら組さんは、初めての笹巻き作り。粉をこねる様子を見ながら「いいにおい!」「煙が出た!」とじっと真剣に見ていました。
笹の巻き方は、ほうかむりに挑戦しましたよ。「どうやってするだ?」「難しい」と、最初のうちは団子を笹の葉に包むことがうまくできない様子でしたが、繰り返しやり方を聞きながら何度も挑戦していくと、だんだんとコツをつかんでいきました。
出来上がった笹巻きは、その場で茹でてそれぞれの保育室で食べましたよ。みんなで巻いた笹巻きの味はとてもおいしく、あっという間に完食でした。
笹巻きは、地域に根付いている伝統的な食べ物ですが、近年お家では作ったり食べたりする機会が減ってきているのではないかと思います。だからこそ、これからもこの経験を大切にしていきたいと思います。