今月のテーマは『お米のパワーを知ろう』です。新米のたよりがあちらこちらで聞かれる中、保育園では早くから採れたての新米をいただいています。お米についての絵本の読み聞かせを通して、よりお米に感心を寄せながら美味しく味わっています。
今年も米農家の鳥谷さんに来てもらい、米づくりの様子をお話してもらいました。鳥谷さん手作りの紙芝居では、田植えから稲刈りまでの過程をドラえもんやカエル、とんぼなどが登場して分かりやすい内容で描かれていて、子ども達は大喜びで見ていました。お米の話だけではなく、実際に稲穂に触れたり、大きなサツマイモを持ってみたり、この秋に収穫したものに触れる体験ができました。また、飼育ケースに入った沢山のイナゴが登場。「わぁ!いっぱい!!」と子ども達。普段園庭でも見かけ、捕まえて親しんでいる虫ですが、お米を食べてしまって困っているという話を聞き、「草だけじゃなくてお米も食べるんだぁ…」と、驚いていましたよ。
最後に、鳥谷さんと“友達と仲良く遊んで、お米や野菜など美味しいものをよく食べて大きくなること”と、“椅子にきちんと座って食べること”を約束しました。
つどいの後には、ぞう、きりん組で新米を炊きました。米を研ぐ前に、新米に触れ「いいにおいがする!」「気持ちがいい!」と匂いや感触を感じていました。担任がお米を研ぐ様子を見てから、炊飯器のスイッチを押し、ご飯が炊きあがるのを楽しみに待ちました。お米が炊き上がると、大喜びで「いい匂いでお腹がすいてきた」と、給食の準備を始めました。「ほっぺたがおちそう!!」と、いつもよりもたくさんおかわりをして茶碗の中に残ったご飯粒もピカピカに食べた子ども達でしたよ。