数日前、家で「干し芋作ったよ!」と話をしてくれた子がいました。それを聞き、「みんなで掘ったお芋でも作ってみたい!」という声が上がり、その子が作り方を聞いてきてくれました。
まず、みんなでさつま芋を綺麗に洗いました。「砂がついてジャリジャリするといけんけん」と言い、みんなで丁寧に洗いましたよ。それから炊飯器に芋を入れて「せーの!」で炊飯器のボタンを押しました。さつま芋を入れた炊飯器が炊き上がるのを遊びながら待っていましたが、「まだ?」と度々様子を見にやって来て気にかける子ども達。炊飯器から湯気が出始めると同時に美味しい匂いもしてきました。「甘い匂い!」「焼いもとおんなじ!」と、更に出来上がりが楽しみになったようです。
炊飯器が「ピーっ」と鳴り、早速みんなで蓋を開けてみました。たくさんの湯気と甘い香りに「わぁ~!!」と大歓声が上がりましたよ。少し味見をしてみると「あまっ!!」「(干したら)もっとおいしくなるの!?」と、こんなおいしいさつま芋を干すことで更にどんな味になるのか期待が膨らんだようでした。 切ったお芋をそっと優しくかごの中に入れ、「おいしくなーれ!!」と魔法の言葉をかけて出来上がりを楽しみにしていましたよ。これからぞう組のテラスにぶら下がったかごの中を毎日のぞき込んで見ることでしょう。