2月20日(土)に、こあら、きりん、ぞう組のかもめっこ発表会をしました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、各クラス時間差をつけての発表会となりました。
まず始めはこあら組。昨年の秋におばけカボチャを作り、それに親しみをもって遊びを楽しんでいた子ども達。大好きな「おおきなかぶ」のお話と組み合わせて「 おおきなおばけカボチャ 」の劇遊びをしました。ハロウィンのイメージで遊びを楽しんでいたことから「魔女」「おばけ」「ミイラ」「こうもり」「吸血鬼」と登場人物を自分達で考え、役になり切っていましたよ。当日は、みんなで力を合わせ「うんとこしょ、どっこいしょ!」と、大きなかぼちゃを元気よく抜き、楽しい雰囲気の劇となりました。
次は、きりん組。今まで楽しんできたことや頑張ってきたことをお家の人に見てほしい…という思いから、「きりんぐみ どきどきはっぴーしょー」という名前をみんなで考えて発表しました。コマやフラフープ、鉄棒に竹馬…どんどん出来るようになってきたことが嬉しくて面白くて…という気持ちが伝わってくるような姿でした。友達と一緒にすることが楽しい!という思いから、“リリアスケート(フィギアスケート)”で華麗にダンスを披露したり、好きな曲に合わせて踊るダンサーズになったり、息の合った様子も見せていましたよ。
最後はぞう組、2部構成で発表をしました。まず始めに「ぞう組しあわせスペシャルショー」をしました。これは、縄跳びや竹馬、跳び箱など自分ができるようになって嬉しかったことを見てもらいたい、という気持ちから生まれたショーです。一人一人の力が輝いていました。そして、このショーの最後には“みんなで力を合わせるとどんなこともできる”“みんなと一緒に何かしたい”ということから、大縄跳びにも挑戦しました。2グループに分かれて5回の挑戦で、それぞれのグループが見事大縄跳びに成功!回数がたくさん跳べた訳ではないですが、“みんなで跳べた”というその一回一回の思いを感じることができ、本当に嬉しそうでした。
次は、「不思議なキャンディー屋さん」という劇遊びをしました。同名の絵本をヒントに、不思議なキャンディーを食べると透明人間になったり、瞬間移動をしたり、分身の術が使えたり…と子ども達が内容を考えて作りました。その場面場面で、どうやったらそんな風に見えるのか…といろいろ試行錯誤をして作り上げたお話です。子ども達の工夫やアイディアが詰まったとても楽しいお話になりました。“さすがぞう組さん”という姿でしたよ。最後に歌った「ね」の歌詞の中に、「いつまでもあったかく一緒にいたいね」というようなフレーズがあります。そんな気持ちを一人一人が大切に思っていることがよく伝わってくる温かい歌声でした。
3クラスそれぞれに、そのクラスらしさが輝いた発表会になりました。繰り返し頑張ったことや友達と一緒に楽しんでいることをお家の人に見てもらえたことは、子ども達にとって大きな喜びになったと思います。「すごかったって言ってもらった」「かっこよかったって!」「かわいかったんだって!」と、お家の方から言ってもらった言葉を嬉しそうに報告してくれる姿に、また子ども達の力が一つ大きくなったことを感じましたよ。