3月のテーマは、『感謝して “いただきます” “ごちそうさま” をしよう!』でした。
「“いただきます”ってどんな気持ちでするのかな?」という質問に、「作ってくれてありがとう、育ててくれてありがとうって気持ち!」と答えた子ども達。“いただきます”には、感謝の意味があることをよく分かっていました。
子ども達に、この他にもう一つの意味があることを知ってもらおうと、『本物はどっち?』のクイズをしました。しいたけや鮭の切り身など、本物と偽物を見比べて見た目の違いを次々と見つけていきました。そこで、「目には見えないけど、本物にもあって、みんなにも1つずつあるものってなんだろう?“い”から始まる言葉だよ」とヒント出すと、「なんだろう?」と、一生懸命考えて、「生きてる!」「いのちだ!」と、答えに辿り着きました。大切な『いのち』をいただいているから、ありがとうの気持ちで『いただきます』をしていることも確認することができましたよ。
次に『ごちそうさま』は、“食事を準備してくれてありがとう”の意味があることを聞きました。野菜やお肉を育てる人や魚を獲る人、それらを売ったり配達したりする人、給食作る人、配膳する人…などなど、いろいろな仕事を紹介しました。その話にじっくり耳を傾ける子ども達。給食が食べられるようになるまでには、たくさんの人がかかわっていることを知り、改めて驚き、感謝の気持ちをもったようでした。
最後に『どっちが素敵かな?』のクイズをし、2枚の絵を比べてどちらが素敵な食べ方か選んでもらいました。
第1問 嫌いなものは残す or 嫌いな物でも食べてみよう
第2問 食べる時はTVを見ながら食べる or 食べる時はTVを消してよく噛んで味わって食べる
第3問 大きな声で乱暴に「いただきます」「ごちそうさま」をする or 感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」をする
このクイズは、全問正解でした!食べられるようになるまでにかかわっている人や食べ物に感謝しながら食べることの大切さが分かった子ども達でした。