5月に入り、ご近所でこいのぼりが上がるようになりました。ぞう組の子ども達は、それに気がつくと「保育園のこいのぼりも上げようよ!」と、早速倉庫にしまってあった園のこいのぼりを持って出てきました。しかし、こいのぼりは随分古くなってきていて、このまま上げると風で飛んで行ってしまいそう…。それを見た子ども達から「じゃあ、みんなで作ればいいじゃん!」と声が上がりました。
早速担任が布を用意して、こいのぼり作りが始まりました。「おっきい目はないといけんよね!」と、最初に目の位置を決め、みんなで模様を描いていきました。「ここはナミナミにしよう」「ハートも描いたらかわいいかも」と、構図を考えながら色を丁寧に塗っていましたよ。しっかり乾かすために一日置いて、翌日にこいのぼりを担任がミシンで縫うことになりました。「みんなのこいのぼりだから、先生が縫っているところを応援したい!」という子ども達の声から、一緒にこいのぼりが形になっていくところを見ました。縫い終わり、こいのぼりが完成した時には「やったー!」と歓声が上がりましたよ。
すぐに園庭へ持って行くと、風の中を元気いっぱいに泳ぎ出したこいのぼり。これを見て更に「やったー!!!」と、大喜びでした。他のクラスの子ども達もすぐに集まってきて、一緒に眺めて喜んでいましたよ。素敵な手作りこいのぼりができました!