生活のようす

　 今週前半は　“本当に梅雨入りしたのかな？”　と思うようないい天気が続きました。これは絶好のお散歩日和！！ということで、どこのクラスもそれぞれに園外へ出かけて楽しみました。

　りす、ひよこ組は、泉谷公民館の広場まで行きました。散歩車の中から変わっていく景色にじーっと目をやったり、キョロキョロと周りを見渡したりと道中だけでも興味津々な様子でしたよ。広場に着くと、ひよこ組は広い空間を走ることが楽しくて仕方ないようでした。シャボン玉を吹いてみると大喜びで追いかけてつかまえようとしていましたよ。りす組も一緒にシャボン玉が飛んでいる様子をじーっと見たり、そーっと手を伸ばしたりしていました。
　同じ日にこあら、きりん組がすぐ上の素鵞神社へ出かけていて、上から「おーい！」と手を振ってくれたので、嬉しそうに手を振り返す姿も見られましたよ。
 

　園の近くにあるビオトープには、いろいろなクラスが遊びに出かけています。小さいクラスの子ども達にとっても歩いて行くには丁度いい距離です。
　うさぎ組は、ビオトープの中を覗き込み、ヒルがいるのを発見しました。「にょろにょろ～」と言いながら不思議そうに見ていましたよ。トンボも飛んでいて「なんかおった！」と嬉しそうに担任に知らせていました。また、少し傾斜のある畔を滑って楽しんだりもしました。
　ぱんだ組は、素鵞神社まで初めて行ってみました。長い階段に目を丸くしていましたが、みんなはりきって上がっていましたよ。初めての場所に興味津々の子ども達。境内の周りを走ったり、大きな木に触れたり根っこのでこぼこに登ったりして楽しみましたよ。傾斜のある坂を走り下りるとスピードが出ることにも気がつき、繰り返し楽しんでいました。神社から園庭にあるこいのぼりも見え、「お～い！」と大きな声で呼びかける子もいましたよ。

　こあら、きりん組は、一緒に手を繋いでビオトープや素鵞神社まで出かけました。交通安全に気をつけながら、しっかり手を挙げて道路を渡っていましたよ。きりん組は、ビオトープでオタマジャクシをとることに夢中でした。「オタマジャクシがカエルに変身するところが見たい！」と頑張っていましたよ。こあら組も一緒になってオタマジャクシやメダカなどいろいろな生き物を探していました。
　神社に行くと落ち葉がたくさん落ちていました。それを足で踏んだり木の枝で動かしたりして“カサカサ”と鳴る音を面白がっていましたよ。また、神社に生えているどの木の根も、がっしり太くて大きいことに気がついて「大きいね～」と眺めたり、その上に乗ってみたりしていました。　少し薄暗い雰囲気に「おばけだぞ～！」と、追いかけっこもして楽しみましたよ。
　　こあら組、きりん組それぞれにお互いの刺激を受けながら、ビオトープや神社での時間を楽しんでいました。

  ぞう組は、先日の交通安全教室でお巡りさんに「大東駐在所がどこにあるか、また見においで」と、言ってもらたので、月曜日に“まちたんけん”と称して大東駐在所まで出かけました。「こんなところにあったんだ！」と、園から近い場所に駐在所があることに驚いていました。お巡りさんに「おいでおいで～」と案内してもらって中の様子も少し見せてもらいましたよ。駐在所をより身近に感じる機会になりました。
　火曜日は、わくわく山へ出かけました。以前タケノコを掘った場所に行くと、タケノコの背がぐんと伸びていることに驚いていました。「タケノコってずっと同じ形じゃないんだね～」と、感心していましたよ。また、水路の中を覗き込み、生き物探しもして楽しみました。オタマジャクシやヤゴがいましたが、「もっといろいろな生き物が探したいね」と言っていましたよ。
　ということで、水曜日は阿用川へ！川の中に入って「つめたーい！」「水が早いよ！」とその冷たさや流れを感じながら、水の中の生き物を目を凝らして探していましたよ。カニを見つけて捕まえることができましたが、ドジョウやウグイは捕まえることができず、「どうやったらとれるかな～」と次に行く機会を楽しみにしながら考えていましたよ。

　それぞれの場で出合うもの、ことの面白さや楽しさを十分に感じられる散歩となりました。。