生活のようす

2021.10.12
食育のつどい(10月) 『お米ができるまでを知り、ご飯を好きになる』
 園では10月の初めから“新米”を食べています。新米は少しやわらかくてツヤツヤしています。食欲の秋、スポーツの秋で子ども達もおかわりをしてモリモリ食べています。この美味しいお米がどうやって作られるのか、お話を聞きましたよ。
 『おいしいおこめができるまで』のポスターを見て「これ、田んぼでしょ!?」「お家にもあるよ」「お父さんがしとらい」と言っていました。園周辺も田んぼに囲まれているので、親しみをもっている子も多いです。
 給食先生に袋に入った種もみも見せてもらいました。「(種が)ちっちゃーい!」「お米みたいだ」と言っていましたよ。給食先生から「春に種もみを蒔いてお水をあげるんだよ」「苗が育ったら機械で田んぼに植えていくよ」と、お米ができるまでの話を「へぇ~」と興味深く聞いていました。そして、園にお米を納めてくださる米農家さんのお話をしました。30キロもある米袋を持ってきておられることを知り、「すごいね」「重たそう!」と言っていましたよ。
 みんなが食べるお米ができるまでには、田植えや稲刈りだけではなく、草取りをしたり米を病気にする悪い虫をとったりして大切に育ててくれる人の手があることを聞き、「おじさんありがとう」と言っている子がいました。“ありがとう”の気持ちをもって「いただきます ごちそうさま」が言えることは素敵なことですね。
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 つどいの後にぞう、きりん組では、保育室に戻って白米を触ってみました。「ぷちぷちしてる」「硬いね」と、その感触を確かめていましたよ。それから実際にお米を研いで炊飯器で炊きました。白く濁った水を見て「牛乳みたいだね」「お家でもしているよ」と、米研ぎのお手伝いをしていることを話す子もいました。米を研ぎ終わるといよいよ炊飯器のスイッチを入れ、炊き上がるのを待ちました。炊き上がると、炊き立ての美味しいご飯のにおいで保育室が包まれましたよ。実際に自分達で炊いたご飯は格別においしく、いつも以上におかわりをしてたくさん食べた子ども達でした。
 美味しいご飯をたくさん食べて、元気に大きくなあれ!!
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