今日は節分の日。近くの神社で豆まきをする為に、朝から4、5歳児がホットプレートで豆を炒りました。園内に香ばしい匂いが漂うと、他のクラスの子ども達も“何をしているんだろう?”と集まってきましたよ。0、1歳児は鬼のまとめがけてボールを投げて遊ぶことを楽しんでいました。
遊戯室では、節分の由来や自分の心の中に住んでいる鬼の話を聞きました。職員扮する “らんぼう鬼” “すききらい鬼” “なげっぱなし鬼” を見て「自分にはなげっぱなし鬼がいる!」と、自分の心の中にいる鬼を考えたり言ったりしていましたよ。 また、昔から豆は『悪いものを寄せ付けない』とされているから豆まきをするようになったこと、鬼(悪いもの)はヒイラギのとがった葉っぱとイワシの匂いが嫌いだという言い伝えからヒイラギの葉にイワシの頭を付けたものを玄関や軒先におくと魔除けになる話を聞き、「鬼はこれが苦手なんだ~」と驚いていました。
お話が終わった後は、0~2歳児は職員の鬼に向かって「おにはそと~!!」と、元気のよいかけ声をかけて鬼を追い払いました。
3、4、5歳児は、朝炒った豆を持って近くの神社まで行き、豆まきをました。みんなが元気に過ごせるようにしっかりお参りをしてから、かもめ保育園が見える方へ向かって「おにはそと~、ふくはうち~!」と豆をまきましたよ。
そして、給食は『おにさんドライカレー』と『恵方春巻き』でした。可愛らしい鬼さんの顔を「おに!!」と指さして喜んで食べる子や「もったいなくて食べられな~い!」と言う子がいましたよ。
今日は、お家でもみんなで心や体の中に住む鬼を追い出して、春を(立春)を迎えましょう。