生活のようす

　５歳児とお別れする日が少しずつ近づいてきました。そのことに気がついた４歳児が、一緒に今までたくさん遊んでもらったことや、いろいろなことに挑戦する姿を身近で見てきたことで「ぞう組さんのためにお別れの会をしてあげたい！」と考え、“　かっこいい　すごい　ぞうさん、ありがとうのかい　”をすることにしました。
　３歳児と協力して５歳児に内緒でプレゼントを作ったり、遊戯室の飾りを準備したり、楽しい会の内容を考えたりしました。内緒でコソコソしている３、４歳児の様子を何となく感じていた５歳児は、気づいていないふりをしつつも「何をしているのかな…」と、ウキウキしながら当日を待っていました。

　“　かっこいい　すごい　ぞうさん、ありがとうの会　”当日、いよいよ５歳児の入場です。３、４歳児に迎えられ、みんながニコニコと嬉しそうな表情で入って来ました。
　最初に４歳児が、「ランドセルの色は何色ですか？」「何小学校に行きますか？」と一人一人にインタビューをしました。「黒と青です」「ピンクです」「〇〇小学校です」…と、みんながしっかり質問に答えていて、“さすが年長さん”という姿でしたよ。
　インタビューの後は、３歳児の「５歳児さんと一緒に踊りたい！」という気持ちから、発表会で踊った　♪おばけのばけちゃま♪を一緒に踊りました。また、４歳児は「転がしドッチをしたい！」ということで、自分達で役割を決めてみんなで楽しみました。５歳児が華麗にボールをよける姿を「おぉ～！！」と歓声を上げながら見ていた３、４歳児でしたよ。５歳児への憧れの気持ちが増したようでした。