今月の食育のつどいは“スプーンの持ちかた”(たんぽぽ組)“上手な箸の持ち方”(3歳以上児)について行いました。たんぽぽ組は初めての食育のつどいでした。初めてのつどいに少々緊張ぎみの子ども達と調理担当者。「どうやってスプーン持ってるか見せて~」と言うと、「こうだよ~」とみんなが見せてくれました。箸やスプーンを持つために必要な指の力や手首の動きを取り入れた指の体操も小さな手で一生懸命していました。今回のつどいは少人数ずつでグループごとに職員がつき丁寧に教えることを心掛けました。子ども達が楽しく練習できるように動物のお口へ「あ~ん」とスポンジのごちそうを入れるおもちゃや、洗濯ばさみを使って遊ぶおもちゃを使いながら食育のつどいを楽しみました。この日の給食は職員も一緒にスプーンで食べることに。大人のマネをして、「一緒だね」と喜ぶ子ども達でした。
3歳以上児では、つばき組の女の子達が「箸の話って聞いたけん作って待ってたよ♡」と、折り紙のマイ箸を準備してくれていました。「むずかしいなぁ」と言いながらもがんばる子ども達でした。上手に持てずに涙が出る子どももいましたが、それでも「上手に持ちたい」とおうちで箸を買ってもらってやる気になっているという話を聞き、家庭との連携の大切さを改めて感じ、とても嬉しく思いました。また、「家でも上手に持てたよ」「教えてくれてありがとう」と子ども達が次々と伝えてくれています。これからも食事の時間が「楽しい」「おいしい」時間になるよう、焦らず・ゆっくりと子ども達に寄り添いながら伝えていけたらと思っています。(給食室より)