生活のようす

2020.12.02
保育公開・バースデー講座~いのちの楽習出前講座~を行いました!
 今日は、保育公開日に合わせて助産師さんによるバースデープロジェクト~いのちの楽習出前講座~を計画したところ、約25名の保護者の皆様にご参加いただきました。保育公開の時間では、クラスで今楽しんでいることを自慢げにお家の人に知らせたり見せたりしているクラスもあり、とてもいい表情で一緒に過ごしていました。暖かい日差しがさし込むと自然と戸外へ気持ちが向き、お家の方と一緒に走ったり遊具で遊んだりして楽しんでいる子どももいました。
 この度の講演会は、島根県助産師会よりお二人の助産師さんにおいでいただき、お話をしていただきました。。”お誕生日ってどんな日?”という身近な切り口から、”赤ちゃんはどうやってできるのか”、”お腹の中の赤ちゃんはどんな風に大きくなり、どうやって生まれるのか”など素朴な子どもたちの思いに、紙芝居や劇を使って分かりやすくお話してくださいました。
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 劇では、出産の一場面を再現して見せてくださいました。助産師さんが赤ちゃんの心音を確かめながら妊婦さんを励まし、妊婦さんは大変な思いをして出産するという場面では、子ども達も保護者の皆さんもついつい体に力が入ってしまうほどの熱演で、特にお母さん方はご自分の出産の時のことを思い出されていたようでした。また、”いのち”を身近に感じる体験として聴診器で心音を聴かせてもらったり、生まれたての赤ちゃんと同じ重さの人形を抱っこさせてもらったりして、子どもたちなりに”心臓の音って元気だな” と感じたり ”赤ちゃん抱っこして重かった。自分もこんな赤ちゃんだったのかな” と思ったりしたようでした。みんな助産師さんのお話をとっても真剣に聞いていましたよ。「赤ちゃん産むって大変だなぁと思った。」「生まれるときって時間もたくさんかかる。でも、生まれてきてほんとによかった」など、子どもたちそれぞれにいろいろな感想をもったようでした。自分がお腹にいる時から大切な宝物として思われてきたこと、自分が大切な存在であること、など知ったことから、自分を大切に、そして命を大切に思う気持ちを感じられたようでした。
 最後に、保護者の方と助産師さんとで座談会を行いました。子どもさんが生まれた時のことや、日々の忙しさの中でつい忘れがちになっている”初めて”の時のことをしみじみと思い出しておられる方が多かったです。子ども達に、改めて”あなたのことを大切に思っているよ” というメッセージを伝えたくなる講演会でした。
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