今日は楽しみにしていた餅つきでした!数日前から、お餅つきの絵本を読んだり、歌を歌ったりして今日を迎えました。絵本のお話から、お米がお餅になることや、臼と杵でお餅をつくことなどを知り、期待が高まっていました。
今年もアヨ有機農法塾の方にお世話になり、こすもす・つばき・ひまわり組でお餅をつきました。蒸しあがってきたお餅が、コトコトとこね機の中で湯気をあげ始めると、遊戯室に良い匂いが漂ってきました。大きな臼に柔らかい餅が移されると、アヨ有機農法塾の方が力強いお手本を見せてくださいました。こすもす組さんは、その力強い音と勢いを羨望のまなざしで見ており、自分たちの番が来るとしっかりと杵をもって、張り切って振り下ろしていましたよ。”ぺったんぺったん”といい音が響きだすと、小さいクラスの子どもたちも様子を見に来ていました。「なにしてるのかなぁ?」とちょっと背伸びして眺めている子どももいましたよ。
こねる場では、白根三代子先生が手際よく餅を分けてくださり、子ども達に丁寧に丸め方を教えてくださいました。「やわらかいね」「あったかいね」「はやくたべたぁい」と言いながら丸めていました。ついたお餅は、「きなこ・ぜんざい・さとうじょうゆ」の3つの味のお店で味わいました。たんぽぽ組さんこすもす組さんも、自分の好きな味のお店に自分でお餅をもらいに行き「ください」「ありがとう」がしっかり言えていました。気に入った味はおかわりにきていましたよ。
つばき組さんはつきたての餅を味わうと「おいしい~!!」「やわらかっ!」と言いながら食べ、3種類の味をまんべんなく味わっていました。子どもたちの声援を受けて白根本部長が力強く餅をつくと、それを見たひまわり組さん、大人用の杵で餅をつくことに挑戦した子どももいましたよ。ひまわり組さんにお腹いっぱいになったか尋ねると、「ま~だまだ食べれる~!!」とお腹を見せて答え、みんなを笑わせてくれました。
最後に、アヨ有機農法塾の皆さんと三代子先生に子ども達から「ありがとうの花」「みなみかも保育園のうた」で、お礼の気持ちを伝えました。笑顔で聴いていくださり、こちらもうれしい気持ちでいっぱいになりました。
日本の古くからの伝統行事である餅つきを、本物の杵と臼で体験させていただける機会を今後も大切にしていきたいと思います。