今月は“水分をとることの大切さ”について、こすもす・つばき・ひまわり組を対象に行いました。
子どもの身体は約70%が水分でできています。その水分は汗やおしっことなり身体の外へ出ていきます。出た水分を補充するために身体に水分を入れてあげないと血液がドロドロになって頭痛や吐き気を起こすなど、体調不良になります。この時期は特にたくさんの汗も出ます。こういった話を子どもにわかりやすくするため、水分をまとった調理担当者同士がボール遊びをしながら、きちんと水分をとる子ども・何も飲まないで遊び続ける子どもに扮し、ミニ劇をしました。何も飲まずに遊び続けると、やがて身体の水分はどんどん減って来ます。そして、とうとうヘロヘロになってしまいました。どうしてヘロヘロになったかを看護師先生が問うと、子ども達は「あ!水が少なくなってる!」「だって何にも飲んでなかった」としっかり調理担当者の変化にも気づいていました。
また、『どんなのみものが良い?』『いつのんだら良い?』についても話しました。みんなが大好きであろう某ジュースの砂糖の量を見せながら話すと、子ども達もビックリしている表情で無言になる場面もありました。
つどいが終わると、「先生、ヤクルトは大丈夫?」「おとうさんとおかあさんはお酒を飲むよ、大丈夫?」と、聞いてくる子どももいました。今日の話を自分に置き換え、理解している様子が伺えました。
これからまだまだ暑い日が続きます。大人の声掛けも大事です。喉がかわいたら飲むのではなく、こまめに上手な水分補給をしながら熱中症から子ども達を守りましょう。