今月のつどいは『上手な箸の持ち方と、やってはいけない箸の使い方を知ろう』でした。箸の持ち方を直したり、教えるのはとても難しいです。子ども達一人一人に丁寧に伝えられるよう、今回のつどいは各クラスごとに行いました。箸を上手に持つためには三本の指が大事ということをしっかり覚えていた子ども達でした。「むずかしいに~」と言ったり、「あ~指がつかれる~」と言いながらも集中して練習をしていました。
また、普段の給食の時間に『箸をくわえたり、噛む・箸で皿を引っ張って近づける・食材に箸をさして食べる』といった子ども達の様子が見受けられました。そこで、今回は“やってはいけない箸の使い方”も伝えました。さしばし・たてばし・まよいばしなどなど、実際に私たちがしながら見せると、「そんなことしたらいけんよ~」「あ!それ酔った時のおじいちゃんの必殺技だよ」など、いけない箸の使い方や、その名前も知っている子どももいて感心しました。
次の食育のつどいは、たんぽぽ組を対象にスプーンの持ち方を見直していきます。食具を持つことは、個人差もあり、また、教えるのも難しいことです。箸への移行には、手づかみ食べや、遊びの中でたくさん手や指を使うことなど、小さい頃からの習慣が繋がってきます。スプーンには、持ち手の順番もあります。そこを少しずつ子ども達に伝えていきたいと思います。食具を持つことも大事ですが、まずは食事を楽しむ事を大切にし、これからもゆっくりと進めていきます♪