今日は、たんぽぽ組に行き“スプーンの持ちかた“について話しました。たんぽぽ組にとっては今年度初めての食育のつどいです。はじめに調理担当者が「今日は初めての食育のつどいです」と言うと、「これから何がおこるのかなあ」という感じで不思議そうにきょとんとしている子どもたち。
「どうやってスプーン持ってるか見せて~」と言うと、“上握り”、“下握り”といろいろです。まず、何も持たず親指と人差し指でぱくぱくの動きをしました。そして、親指と人差し指の間にスプーンを差し込んで“鉛筆もち”をやってみました。何回かスプーンだけを動かした後は、動物のお口へ「あ~ん」とスポンジのごちそうを入れるおもちゃや、洗濯ばさみで動物の耳やひげを完成させるおもちゃを使いました。子ども達が楽しく持ちかたを意識できるようにかわいい手作りグッズを用いたつどいでした。日頃からクラスで洗濯ばさみを使っての遊びをしているだけあって、洗濯ばさみの扱いには慣れている様子でした
今回のつどいでは、2つのグループにわかれて職員がつき、丁寧に教えることを心掛けました。食事の様子を見てみると、実際食べるときはやはり食べやすいいつもの慣れた持ち方になっている子が多かったです。自然に“鉛筆もち”になるといいですね。
ご家庭でも、食事の際に声をかけてあげてくださいね。日頃から、洗濯ばさみを使った遊びを取り入れてみるのもいいかもしれません。洗濯ばさみは指先を使う知育に活躍するアイテムだそうです。
子どもたちにとって負担にならないように、給食が「おいしい」時間になるよう、「焦らず・ゆっくり」と子ども達に寄り添いながら伝えていけたらと思っています。