今日は待ちに待ったお餅つき会でした。お餅が大好きな子どもたちは、数日前からとても楽しみにしており、食べたい味(きなこ・さとうじょうゆ・ぜんざい)の看板を作って今日の日を迎えました。園長先生のお話で、”長く伸びるお餅をお正月にいただくことには、みんなが幸せで長生きできますようにという願いが込められているんだよ”と聞き、ますます期待が高まっていきました。
今年もアヨ有機農法塾の皆様にお世話になり、6升分のもち米をつきました。蒸したてのもち米の湯気が遊戯室を包むと会場も一気に暖かくなりました。早速、アヨ有機農法塾の方がお手本を見せてくださり、餅をつく力強い音が遊戯室に響きました。続いてこすもす組から順番に子どもたちが餅をついていきました。こすもす組さんは杵を持つのも初めてで、杵の重さにびっくりしながらも上手に臼の中のお餅をねらってついていましたよ。つばき組、ひまわり組は昨年経験していることもあり、一人で杵を力強く振り下ろしている子どもがほとんどでした。
ついたお餅は、クラスごとに丸めていきました。白根顧問と岩田理事がご協力くださり、子どもたちに丁寧にお餅の丸め方を教えてくださいました。丸めたお餅が3つの味のお餅屋さんへ運ばれると、早速子どもたちが「お餅ください!!」といってお店にやってきました。中にはすぐに行列ができるお店もあり、何度もお代わりに来た子どももいました。伸び~るお餅をおいしそうにほおばり、笑顔もいっぱい、おなかもいっぱいになったようでした。
小さい子どもたちもにぎやかな餅つきの様子を見に来て、大きいクラスの子どもたちや、担任の先生が餅をつく姿を応援していましたよ。小さい子どもたちはお餅は食べませんでしたが、蒸したてのほかほかのもち米を少し味見してみましたよ。
あっという間に6升のお餅のほとんどがみんなのおなかの中へ。これには職員も正直、びっくりでした。
楽しく、おいしい体験をさせていただいたお礼にと、子どもたちが歌を歌うとアヨ有機農法塾の皆さんや白根顧問、岩田理事さんも手をたたいて笑顔で聴いてくださいました。昔ながらの餅つきをされる家庭は、今ではごく少数だと思います。本格的な餅つきは今や貴重な体験となっていますが、皆様のおかげでこのような貴重な体験ができましたこと、大変感謝しております。