生活のようす

　園舎裏の田んぼに水が張られ、いよいよ田植えシーズンがやってきました。春から裏の田んぼに出かけてカエルを探したり、裸足になって田んぼに入らせていただいていました。いよいよ今日は田植えの日。この日を子どもたちはとても楽しみにしていました。　
　昨年に引きつづき、農事組合法人南加茂のみなさんにお世話になり、ひまわり組の子どもたちが田植え体験をさせていただきました。まず初めに、田植えを教えていただくプロの方々の名前をお聞きし、よろしくお願いしますと挨拶しました。小さな稲の苗が秋には大きなお米になることを聞き、わくわくした気持ちでさっそく田植えを行いました。「２，３個とってまっすぐうえるだよ」「＋の真ん中にうえるよ」とコツを教えていただき、農事組合の皆さんと一緒に心を込めて植えました。
　つばき・こすもす組もひまわり組の頑張る姿に「がんばーれ！」と応援したり、早く田んぼに入りたくてうずうず。「田んぼに入ってもいいよ！」の声に一斉に田んぼへ走っていきました。「どろどろきもちいいね～」「わ！カエルおった！およいでる！」と全身泥んこになりながら思いっきり泥んこになる気持ち良さを感じていました。小さいクラスのお友だちも、賑やかな声に誘われて一緒に田んぼに入ったり、楽しそうな雰囲気を感じていましたよ。最後に「おいしくなーれ」とみんなで田んぼにおまじないをかけて田植え体験を終了しました。
　こうして、地域の方の協力のおかげで子どもたちと一緒に季節の素敵な体験ができました。人と人との温かい繋がりをこれからも大切に、そして秋には立派なお米が食べられることを楽しみにして、苗が大きくなるのを見ながら待ちたいと思います。