弊社が運営する「雲南市立かもめ保育園」「雲南市立大東保育園」「みなみかも保育園」にて、この度、弊社評議員の上代 茂様(元・島根県学校薬剤師会会長/現・島根県薬物乱用防止指導員他)ご支援の下、各園看護師が主要箇所における「ダニアレルゲン」の測定を行いました(7/1及び7/9実施)。
「ダニアレルゲン」は、喘息やアトピー性皮膚炎の最大の原因であり、小児アレルギーの実に8割以上が反応します。また、「ダニアレルゲン」の元になる「ダニ」は温度20~30℃、湿度60%以上、人の垢などエサになるものがある条件が揃うと、爆発的に繫殖すると言われています。
今回、学校環境衛生基準用「屋内塵性ダニ簡易キット(ダニスキャン)」を使い、各保育園保育室で「ダニアレルゲン」に汚染されやすい場所の測定を行いました。
測定方法は「ちり採取器」を測定する範囲約1㎡を押し当てながら採取部を1分間まんべんなくこすり、その採取部に現像液を5~6滴垂らし、約15分後に表示部に現れる「赤線の濃さ」を比較して判定(判定1~4)します。ダニアレルゲン量の目安は判定1でダニ10匹未満(汚染なし)、判定2でダニ50匹(汚染軽度)、判定3でダニ100匹(汚染が進行、要再度清掃)、判定4でダニ350匹以上(非常に汚染、要丹念な清掃)です。
今回は全ての保育園が「判定1(汚染なし)」若しくは「判定2(汚染軽度)」であり、日頃から適正に管理され、特に問題なしとの結果になりました。
本格的な夏の到来を前にダニが繁殖しやすい季節はまだ続きます。これからも園児たちが安心して園内で生活できるよう、職員一同、日々衛生(清掃)管理に努めて参ります。
上代 茂評議員様、この度はご支援ありがとうございました。