今年4月に竣工した「加茂交流センター」で行われた「加茂島根ライオンズクラブ」の例会で、「島根産業保健総合支援センター」の保健師と両立支援促進員の社労士、そして愛耕福祉会から「両立支援コーディネーター」の資格を持った職員2名が『治療と仕事の両立支援』と題したゲストスピーチを行いました。「加茂島根ライオンズクラブ」は1966年(昭和41年)国内で1,108番目に結成された、世界最大の奉仕団体の一つで、現在、会員数は25名です
病気を抱える労働者の中には、働く意欲や能力があっても、通院をはじめとする治療と仕事の両立が困難という現実があります。そのため、治療と仕事の両立を支援するための職場環境の整備や制度作りが大切です。ゲストスピーチでは「島根産業保健総合支援センター」の様々な支援メニューと、その支援を活用した愛耕福祉会の具体的な両立支援の仕組みや制度を紹介しました。
ゲストスピーチ修了後、「加茂島根ライオンズクラブ」の会員様から「制度化することの重要性を感じた」「誰もが何らかの事情を抱えて仕事をしている。この制度を導入する企業が少しでも増えていけば良いと思う」等の感想があり、とても充実したゲストスピーチとなりました。
愛耕福祉会では「職員が健康で活き活きと働き、質の高い保育を継続して提供」するため『健康経営』と『治療と仕事の両立支援』に取組んでいます。これからも自法人だけではなく、一人でも多くの方に『治療と仕事の両立支援』の必要性が理解され、治療を理由に仕事を諦める人がいなくなる社会を目指して情報を発信して参ります。