本日(3/14)雲南市の石飛厚志市長様が愛耕福祉会が運営する全ての保育園(かもめ・大東・みなみかも保育園)に「絵本の読み聞かせ」で来園されました。
愛耕福祉会では、今年初め、市長さんに3月に卒園する5歳児の子どもたちへの「絵本の読み聞かせ」を依頼したところ、「子どもたちは雲南市の宝です。是非、子どもたちと交流させて下さい。」と来園を快諾頂きました。そして公務ご多忙の合間を縫って、3つの保育園を順番に来園頂くことになりました。
今回、市長は図書館でご自分が選ばれた2冊の絵本を新聞紙で作ったエコバッグに入れて持参されました。何日も前から市長の読み聞かせを楽しみにしていた各園5歳児のこどもたちは、保育室に市長が入ってこられると目を輝かせてお迎えしました。1冊目の絵本『みーちゃん みつけた』では、靴の右と左のみーちゃんとひーちゃんが“かくれんぼ”する様子を、「あそこにいる!」などと市長と楽しくやりとりしながら絵本を見つめていました。そして2冊目の絵本『ぼく そらをさわってみたいんだ』は、空に向かって手を伸ばす子猫が、その空の高さを表現するため、横ではなく、縦に開く面白い絵本でした。動物たちが力を合わせて子猫が空をさわるお手伝いをする様子と、最後の思いがけない結末に、こどもたちは絵本の世界にすっかり入り込んでいました。市長から4月から小学校に入学するこどもたちに、「小学校でも楽しいことがいっぱいあるので、頑張って勉強して大きくなってくださいね!」という力強いエールをもらいました。
このように子どもたちは普段関わる機会のない市長と楽しい時間を過ごし、身近に感じられたとても貴重な体験になりました。乳幼児期は人間形成の基礎がつくられるとても大切な時期です。これからも愛耕福祉会では子どもたちに「絵本の読み聞かせ」を通して、コミュニケーション力を高め、人の気持ちに寄り添える素敵な子どもたちを育んで参ります。