6日に4、5歳児が笹そろえをしました。おいしい笹まきをつくるためには、この“笹そろえ”がとても大切です。団子を最初に包む“はだこ”、その上から包む“本葉”、団子をさす“棒”の3つに分けます。笹そろえの方法を聞きながら、真剣な表情でしていましたよ。
7日はいよいよ笹まきづくり。3、4、5歳児が朝からはりきってエプロンと三角巾、マスクを付けて身支度していました。
団子の粉と水を合わせてこねていくと粉っぽさがなくなって大きな団子に…。その様子を興味津々で見ていた子ども達です。小さいクラスの子ども達も様子を見にやってきて、「何をしているのかなぁ」と見ていましたよ。
団子ができると、次はいよいよ笹に巻いていきます。「どうやってやるの~?」と、職員にやり方を聞きながら自分の笹まきを巻いていきました。少し難しいと感じた子もいましたが、おいしい笹まきをつくるため諦めずに根気強く巻いていましたよ。そんな気持ちのこもった笹まきが完成すると、「できた~!」と喜びがしっかりと感じられる言葉が聞かれました。
笹まきは、できてすぐと午後のおやつの時間においしくいただきました。笹の葉を団子から外すことも面白く、「バナナ(の皮むき)みたい」と言っている子もいましたよ。楽しい美味しい時間を過ごす事が出来ました。地域の伝統的な食べ物として、笹まきづくりをする経験をこれからも大切にしていきたいです。
2歳児は、大きいクラスの子ども達が笹まきづくりをする様子を見て「やってみたい!」という気持ちになり、保育室で真似をしてつくってみることにしました。本物の笹まきとまではいきませんが、団子を自分で丸めたり、透明の鍋の中で団子が踊る様子を見たり、とても楽しんでいましたよ。笹をお皿にしておいしいお団子を食べました。
来年は本当の笹まきづくりに挑戦です。その時に「あっ!したことある!」と思い出し、また経験が積み重なっていくといいです。