15日に愛耕福祉会の会長先生ご夫妻が、ご自宅で採れたフキをたくさん持って来てくださいました。会長さんや美代子先生にすじ取りのやり方を教えてもらいながら、5歳児が一緒にしましたよ。朝採れの新鮮なフキは、ポキッと折っただけでスーッと面白いようにスジが取れ、みんな夢中でやっていました。110本のフキのすじ取りがあっという間に終わりましたよ。指先があくで茶色くなると、「たくさん(すじ取り)した手だ!」と言って満足そうにしていました。
1、2歳児の子ども達も興味をもってそばでじーっと見たり、少しフキをもらってすじ取りに挑戦したりしました。
すじ取りが終わると一旦フキを給食室へ運び、給食先生に大鍋で下茹でしてもらいました。それからいよいよフキ煮作りです。おいしいフキ煮の作り方を美代子先生に教えてもらいながら、「おいしくな~れ!」とおまじないをして出来上がりを待ちました。保育室中にいい香りが漂うと、「あ~!早く食べたい!」「お腹減った!」と言って待ちきれない様子の子ども達でしたよ。
待っている間に美代子先生のピアノに併せて歌を歌って楽しい時間を過ごしていると、あっという間にフキ煮が完成しました。ほっぺたが落ちるほどおいしいフキ煮になり、みんな「おかわりする!」と言ってたくさん食べましたよ。
フキがおいしく変身していく様子を、すじ取りから “見たり” “触れたり” “感じたり” することのできた貴重な時間になりました。