1月11日に餅つきをしました。今年は毎年お世話になっている地域の方と祖父母の皆さんにお手伝いをしていただき、賑やかに餅つきをしました。 朝から杵で“ぺったん、ぺったん!”と餅をつくことを楽しみにしていた子ども達です。
餅つきが始まると、おじいさん達が杵を振り下ろすタイミングに合わせて「よいしょ~!」とかけ声をかけて応援しました。もち米が餅に変身していく様子も興味津々で見ていましたよ。その後、3、4、5歳児は順番に餅つきや餅を丸めることを体験しました。初めてのことにドキドキした様子の子、はりきって杵を持つ子、真剣な表情で餅つきする子など、いろいろな子どもの表情を見ることができましたよ。
餅は『きな粉餅屋さん』『砂糖醬油屋さん』『ぜんざい屋さん』のお店で、おばあさん達に美味しく味をつけてもらって食べました。つきたての餅の味は格別で、何度も「おかわりください!」とお店に足を運んでいましたよ。最後に5歳児が園の代表として、餅つきのお手伝いをしてくださった地域の方やお家の方へ歌のプレゼントをし、感謝の気持ちも忘れずに伝えることができました。
“餅つき”は、日本に古来から続く伝統行事です。もち米を蒸す匂いを嗅いだり、湯気が立ち上る様子を見たり、杵で餅をつく感触や音、そのリズムを全身で感じたりするなど、なかなか体験する機会がなくなってきているからこそ、これからも大切にしていきたいです。