今日は、出雲市にある(有)渡邊水産様のご協力で、4,5歳児対象に「沖キスのキーマカレー」と「ササカレイの一夜干し」のクッキングをしました。はじめに、ロースターで沖キスやカレイを焼いてくださいました。あっという間に遊戯室がいい匂いに包まれました。そのなかで、沖キスやササカレイの特徴などを紙芝居&クイズ形式で紹介してもらい、どんな特徴があるのか、どんな所に住んでいるのか、など、実際に魚に触れながらお話を聞きました。直接魚に触れる経験が少ないので、子どもたちは魚の体の表面や、ヒレ、目、口の様子をまじまじと見たり、なでてみて感触を確かめたりしていました。ササカレイの一夜干しのとっても簡単な骨の取り方も見せていただき、子どもたちは興味津々で見ていましたよ。
早速、沖キスのミンチをすり鉢で細かくしたり、それを野菜と一緒に炒めたりしてカレー作りに取り掛かりました。みんなが順番に混ぜていくとだんだんといい匂いがしてきました。「早く食べたいね~」と待ちきれない様子の子ども達でしたよ。グツグツと煮込んでいる間に、ササカレイの骨取りを一人一人やってみました。ハサミ一つで簡単に骨を外すことができ、うまく骨が取れると「やったね!」と喜んでいましたよ。
自分で骨を取った魚は自分でいただくように名前を書いたお皿にのせておき、出来上がったキーマカレーと一緒に食べました。魚のすり身を使ったキーマカレーでしたが臭みなどは全くなく、とってもおいしくいただきました。お代わりを3回もする子もいましたよ!
ササカレイの身もエンガワまで気にせず食べることができ、頭や尾、中骨はフライパンでカリカリに焼いてくださり、骨せんべいとしていただきました。捨てる部分ほとんどなく、存分に味わうことができました。最後に、みんなでありがとうの気持ちを込めて歌と手作りの花束のプレゼントをしましたよ。今回、実際に自分たちでクッキングをして味わったことで、魚を身近に感じたり、魚の良さを知ったりできる良い機会となりました。