今月の郷土料理は『雲南の焼きさば』でした。今日は、大東町の藤原魚店さんに焼いて頂いた焼きさばを給食で食べました。大きな焼きさばが並ぶカウンターを覗き、「たいたい!」「あ!あ!みて~」と喜ぶ子ども達や、「うわ!でっかい」「小さい歯がいっぱいあるよ」「口があいてる~」など、さばをじっくり見ながら子ども達の発見もたくさんありました。大きなクラスでは「どっこで釣ったの?」「みなとまち?」「皮が光ってる」など、言うことも大人顔負けです。ちなみに、焼きさばは何で山・山・山の雲南市の郷土料理なのでしょうか…何も考えずにあたりまえのように食べていましたが…実は!『冷蔵方法がなかった時代に日本海で捕れたさばを生のまま輸送できる限界地点だった雲南地方で、さばを焼いて加工し、更に奥の山間地域に届けたこと』にあるそうです。一本丸ごと串に刺して焼くのも雲南地方の焼きさばの特徴で、ちらし寿司やお茶漬けで食べてもおいしいですよね。こんな身近なおいしい「食」を子ども達に伝え、目で見て触れて感じて、雲南市に住んでいることを誇りに思ってもらえたら嬉しいです。
焼きさばを食べると「さかなください!」「おかわりください!」と大人気でした。「まってね~」と、担任も骨に気を付け一生懸命魚をほぐしていましたよ♪