つばき・ひまわり組で雲南市の国際交流員のデレクライマンさんと交流会をしました。
朝から子どもたちは、「デレクさんはどこからこられるのかな?」「どんなことをするのかな?」とドキドキワクワクしていました。
はじめに、つばき組とひまわり組一緒に、デレクさんのプレゼンテーションで自己紹介○×クイズをしました。デレクさんの母国(アメリカのオハイオ州)にもホタルがいるけれど、雲南市のように川ではなく芝生や畑から生まれると教えてもらったり、いろいろな動物の写真を見ながら名前を当てるクイズをしたりしました。とても盛り上がり、「外国っていいな…」とつぶやく子どももいましたよ。
次は、ひまわり組の7人でアメリカ料理のクッキングをしました。今回は、ロシアからアメリカに伝わったビーフストロガノフと手作りアイスクリームを作りました。
「どうやって作るの?」「次はどうしたらいい?」とデレクさんに聞き、包丁で玉ねぎとブラウンマッシュルームを切ったり、フライパンで牛肉と自分たちの切った野菜を炒めたりしました。「いい匂いがする」と嬉しそうな子ども達。遊戯室は美味しそうな香りでいっぱいになりました。
アイスクリームは、生クリームなどの材料を入れた袋を、塩と氷の入った袋の中に入れてひたすら振りながら作りました。「なんで塩と氷を入れたらアイスクリームになるの?」と不思議そうな子ども達。「氷と塩を混ぜるととても冷たくなるんだよ」とデレクさんに教えてもらい、「へえー」と目を丸くしていました。クッキングをしながら、科学実験の気分を味わえた子どもたちです。
そのうちに、お待ちかねのビーフストロガノフと手作りアイスクリームが出来上がり、アメリカの「いただきます」は、お祈りしてから食べることも教えてもらいながらみんなでいただきました。
デレクさんに教えてもらって作ったビーフストロガノフとアイスクリームはとてもおいしく、「まだまだ食べられそう」と何度もおかわりをしていました。自分たちで作った料理の味は格別だったようです。
デレクさんとの交流会を通して、世界にはいろいろな人がいて、いろいろな文化があることを知りました。今日の経験をもとに世界に目を向けられる子どもに成長していってほしいと思います。