今年度最後の絵本献立は「ぴちぱち さくさく」という絵本の中で登場するコロッケでした。
以前、この本を読んだときには、「おいしそう!先生これ作れる?」「ミニトマトも給食で出る?「ぼく、トマトきら~い」など、口々に感想を言う子ども達でした。
そして、今日の給食の前にもう一度絵本を読むと、「たのしみ~♪」と、『早く見たい』『食べたい』という気持ちがいっきに膨らみました。いざ目の前へコロッケが登場すると、「おいしそう♪」「トマトもついとった~」と大喜び。「トマト食べると…ぼく…」とトマトが苦手な子どもも、「絵本にもトマトがのってたから」と、一口ずつ、ちょっとずつ食べ、苦手なトマトも完食していました。
“食”を取り扱った絵本を読み聞かせることで、子ども達の想像が膨らみ、“食”への興味関心を引き出せます。自分の好きな食材、苦手な食材、様々な料理がお話の中に出て来ることで、いつもとは違う見方ができる良さがあります。食欲に視覚で訴えかけてくるような料理の絵。そこに楽しいお話が加わると、食欲も大いに刺激されます。
給食が終わると、「給食先生、こ~んな大きいコロッケも作れるかな?」と、表紙一面に大きなコロッケが載った絵本を見ながらリクエストしてくれました♪