いつも遊ばせていただいている園の裏にある地域の方の田んぼで、田植え体験をさせていただきました。朝早くから田んぼの準備をしてくださり、竹でできた”馬場”という道具で、植える場所がわかるように目印をつけてくださいました。”馬場”という道具も、それを使われる様子(馬場引き)を見るのも初めてで、子どもたちは興味津々の様子で見ていました。
今日、植えさせていただいたのは”つやひめ”という品種の苗です。早速、苗の植え方を教わり、実際に田んぼに足を踏み入れると「うわ~!」「おっととと」と、田んぼのぬかるみに足を取られ、前へ進むこともままならない様子の子どもたち。地域の方に手を支えてもらってやっと田んぼへ降りた子どももいました。苗を手渡していただき、少しずつ目印を見ながら植えていきました。だんだんと、田んぼの中での歩き方をマスターし、前へ前へと進み、たくさんの苗を植えることができました。
つばきぐみ、こすもす組さんも田植えの様子を羨望のまなざしで眺めていましたが、やがて田んぼに入って遊ばせてもらえるとなると、大喜びで入っていきました。手をつなぎあって「わ~!」「気持ちいい!」と歓声も上がっていました。中には腰まで泥に浸かって、大はしゃぎしている子どももいましたよ。 思う存分田んぼの泥の感触を全身で感じていました。
秋にはどんなおいしいお米ができるのかとても楽しみです。地域の方にお世話になり、また一緒に稲刈りができるのを楽しみにしている子どもたちです。