愛耕福祉会からのお知らせ

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2025.02.20
雲南市議会教育民生常任委員会他、市議会議員の皆様と障がい福祉に係る意見交換会を開催しました
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本日(2/20)雲南市議会教育民生常任委員会(上代 和美委員長/多賀 法華副委員長)所属の市議会議員様6名と総務常任委員会及び産業建設常任委員会所属の市議会議員様2名 計8名を公務ご多忙の中、弊会法人本部にお招きし、雲南市の障がい福祉に係る意見交換会を開催しました。
総人口に占める障がい者数(障がい者割合)は、島根県が全国で最も多いという現状の中、ここ雲南市においても、障がい者と健常者が分け隔てなく地域社会で安心して暮らせるよう、必要な障がい福祉サービス等を整備し、かつ障がい者の日常生活や社会生活を総合的に支援する取り組みが求められています。そこで、現在、保育・教育現場で大きな課題となっている「児童発達支援(早期発見・早期対応)」の必要性、そして、2025年10月からサービス開始となる「就労選択支援事業」等について、「一般社団法人 社会福祉支援研究機構(東京都千代田区神田神保町)」の両角 康史専務理事から説明があり、市議会議員の皆様と様々な質疑応答を交わしました。
子どもの「発達障がい」は、発達の仕方に生まれつき凸凹がある障がいです。一人ひとりの特性に応じた理解や支援により、その凸凹はその子ならではの個性となります。一方で、正しい理解や支援がないままだと困難感を抱えたまま成長し、何度も叱られることなどで自己肯定感が下がってしまったり、相手の感情が理解できないことで、いじめる側や、いじめられる側になったりと、二次障がい(うつ、不安障がい、引きこもり等)につながりかねません。そういった点でも早期の支援は重要であり、発達障がいの傾向が出やすいと言われる3歳児前後に日常的に関わっている私たち保育園の役割は非常に大きいと考えています。
愛耕福祉会では保育の専門性を活かし、保育園だけでは実現できない「地域の子どもたちや保護者に寄り添った支援」をより多くの方に提供できる事業の多機能化を今後とも目指してまいります。